ユーチューバーになりたい。
そう思っているのに、なぜか動画を撮れない。
スマホもある。
撮影する場所も、まったくないわけではない。
やろうと思えば、今日からでも始められる。
それなのに、体が動かない。
これは、やる気がないからだけではないと思います。
動けない人には、動けない理由があります。
ひとつ目は、完璧に始めようとしてしまうことです。
最初の動画から、きれいな画質。
わかりやすい話し方。
おもしろい構成。
見やすい編集。
そういうものを全部そろえてから始めようとすると、いつまでも始まりません。
最初からうまい人なんて、ほとんどいないはずです。
でも、頭の中ではどうしても、すでに成功している人たちの動画と自分を比べてしまいます。
その差を見て、まだ無理だと思ってしまうのです。
ふたつ目は、何を発信すればいいかわからないことです。
ゲームなのか。
雑談なのか。
商品紹介なのか。
日常なのか。
趣味なのか。
考えれば考えるほど、ジャンルが決まりません。
本当は、最初から正解のジャンルを選ばなくてもいいのかもしれません。
でも、失敗したくない気持ちが強いと、最初の一歩で止まってしまいます。
三つ目は、人に見られるのが怖いことです。
動画を出すということは、自分の声や考え方や雰囲気が、誰かの目に触れるということです。
それは、思っている以上に勇気がいります。
誰かに笑われたらどうしよう。
変だと思われたらどうしよう。
知り合いに見つかったらどうしよう。
そう考えるだけで、撮影ボタンを押す手が止まります。
四つ目は、伸びなかった時のことを考えてしまうことです。
せっかく時間をかけて動画を作っても、再生回数が少ないかもしれない。
コメントもつかないかもしれない。
誰にも見られずに終わるかもしれない。
そう思うと、始める前から疲れてしまいます。
でも、本当は最初からたくさん見られる方が珍しいのだと思います。
見られない時間も、練習の時間なのかもしれません。
五つ目は、編集が大変そうに感じることです。
カットして、字幕を入れて、音を整えて、サムネイルを作る。
やることを考えるだけで、面倒になってしまいます。
動画を撮る前から、編集の山が見えてしまうのです。
でも、最初は短い動画でもいい。
凝った編集をしなくてもいい。
そう考えられたら、少しだけ気持ちは軽くなるかもしれません。
六つ目は、続けられる自信がないことです。
一回だけならできるかもしれない。
でも、二回目、三回目と続けられるだろうか。
そう考えて、最初の一回すら出せなくなることがあります。
続ける自信がないから、始めるのが怖くなる。
これは、意外と大きな理由だと思います。
七つ目は、自分なんかがやっていいのかと思ってしまうことです。
特別な才能があるわけでもない。
すごい経験があるわけでもない。
話がうまいわけでもない。
だから、自分が動画を出しても意味がないと思ってしまう。
でも、ユーチューブには、すごい人だけがいていいわけではないと思います。
普通の人が、普通の日々の中で感じたことを話す。
それも、誰かにとっては見たいものになるかもしれません。
ユーチューバーになりたいけど動けない。
その状態は、決して珍しいものではないと思います。
やりたい気持ちと、怖い気持ち。
憧れる気持ちと、面倒に感じる気持ち。
始めたい気持ちと、失敗したくない気持ち。
その全部が心の中にあるから、動けなくなるのだと思います。
だから最初の一歩は、大きくなくていい。
完璧な動画ではなくてもいい。
誰にも見られない動画でもいい。
短い動画でもいい。
まずは、ひとつだけ形にしてみる。
そこからしか、たぶん何も始まらないのだと思います。
動けない理由をひとつずつ知っていくことは、動き出す準備にもなるのかもしれません。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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